シャンプーの純植物性とはどういうものなのか

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シャンプーの純植物性

 

シャンプーや洗顔フォームには「純植物性」あるいは「100%純植物性洗浄料」といった表示が盛んになされています。
中には、「純植物性台所洗剤」などという表示もあります。
植物油脂を化学合成して、簡単に合成界面活性剤につくり替えることができるからです。
「植物性」とは本来、自然を意味する言葉だったはずです。
エコロジーを破壊しない、そういう安全性を示す言葉だったのではありませんか。
いくら原料に自然界の植物油脂を用いているといっても、化学反応で作った合成界面活性剤を自然だ、安全だと表示するのは、詐欺以外の何者でもありません。
このような「植物性」は、まったくの違法だと思います。

 

一部の消費者団体が「合成シャンプーは危険である」と活動を開始して以来、便乗商法か、石けんシャンプーを売り出す業者が増えました。
これは大変喜ばしいことなのですが、問題は、悪乗りが高じて、合成シャンプーを石けんシャンプーを偽って売り出す業者が出てきたことです。
石けんシャンプーの欠点は、その洗いにくさや汚れの落ちにくさにありますが、これを洗いやすい石けんシャンプーとして売り出したものなのでおかしいと思い調査した結果10銘柄中4銘柄がインチキでした。

 

石けんシャンプーかどうか確かめる一番簡単な方法は、頭を洗った後で洗面器の中をのぞいてみることです。
アカがたくさん浮いていれば、石けんと判断して間違いありません。
逆に、アカが浮かないで、洗面器の水がうすくにごるようなら、これは合成界面活性剤です。
ここまでして商品の安全性を確認しなければならないのも情けない話です。
化粧品に対して、厚生省は、届出のあった原材料以外はチェックしません。
たとえ、石けんシャンプーに合成界面活性剤を入れてあったとしても、業者が申請書にそれを明記しなければ簡単に許可をしてしまいます。
要するに、原材料の中の1つをピックアップしてテストするだけで、書かれていない原料については一切調べません。
これは、一つ一つ調べることに手間がかかりすぎるからと思われます。

 

業者は信じられない、国もそこまでチェックできない。
インチキ商品から身を守るには、自分の体を張って実験するしかありません。